カンボジアは、世界屈指の胡椒の産地ってご存知でしたか?
生産量は世界のトップ10に入らないものの、品質においては世界一と言われています。
我が家は昨年夏に、カンボジアに行ってきました。
そこで見つけた2種類の胡椒を、ご紹介します。
写真では違いが分かりずらいですが、右が赤胡椒、左が黒胡椒です。
黒胡椒は一般的ですが、赤胡椒は珍しいですよね。
赤胡椒と黒胡椒、どこか違うの?
赤胡椒も黒胡椒も、同じ胡椒の木から取れた同じ種類の実から作られるそうです。
違いは収穫の時期。
胡椒の果実は初めは緑色をしていて、完熟すると赤くなるのか特徴です。
黒胡椒は、胡椒の実が緑色のときに収穫のし作ったもの、赤胡椒は完熟した実で作ったものになります。
味の違いは?
赤胡椒は、完熟した胡椒の実の華やかな辛さが特徴です。
ふわっと胡椒の香りが口に広がり、すっと消える感じ。
今まで味わったことのない軽やかな味です。
こんなパッケージに入っていました。
ちなみにこれ、カンボジアの中でも良質な胡椒がとれるとされる、KAMPOT(カンポット)産のものですね。
一方、黒胡椒は、皆さんご存知の力強い味です。
この力強さは、若々しい実の風味からくるものなのですね。
特にこちらの胡椒は、舌にしっかり残るパンチのある辛さが印象的です。
日本の方が現地で作っている最高品質のものです。
詳しくはこちらをご欄ください。↓
http://www.kuratapepper.com/index.html
使い分けは?
赤胡椒は、サラダや野菜スープのような軽やかな料理に、黒胡椒は、お肉を使ったどっしりとした煮込み料理に合いそうです。
日々の食卓に、それぞれの味の違い、生かしきれてないなあ。もったいない!
今度、意識して使ってみようと思います。