色とりどりのバッグデザイナーの日常

バッグ作りにつながる日々のインスピレーションを記録します

母の遺した毛糸で

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昨年秋の小さなバッグを編みました。

このバッグ、地域のコミュニティーセンターの作品展に出展させてもらうことになりました!声を掛けてくれたお友達に感謝です。

 

長財布、スマホ、ちょっとした化粧品が入るくらいのミニバッグ。

もう少し大きくした方が使い勝手はよかったのかもしれませんが、糸が少ししかなくて…

この毛糸、もう10年近く前に亡くなった母が遺したものなんです。

母は昔から編み物が得意で、多くの毛糸や編み棒、編み針を遺しました。

母の遺品の片付けは実家の姉に任せきりにしてしまい、本当に申し訳なかったのですが、姉は忙しい中私の依頼に応じて、一部の毛糸と編み棒、編み針を送り届けてくれました。

この小さなバッグは、私の母への親孝行、姉へのごめんねの気持ちです。

 

この毛糸は4玉あったので、まあまあの大きさのものができるかなと思って編み始めたのですが、意外と足りず… かぎ針を使って、長編みの引き上げ編みという編み方で模様をだしたのですが、この編み方、結構糸を使うんですね(涙)

何回も編み直し、ギリギリのところで仕上げました。

ちょっと小さいけれど、でも毛糸のバッグはこのくらいのサイズがころんとして可愛いのかもしれませんね。

小さくて、持ち歩くタイミングが少ないのが残念だけど、私のお気に入り1品です。

 

秋冬ものはこれ一つしか仕上がりませんでした(苦笑)

コツコツ編むのは好きではないと以前書きましたが、それにしても少なすぎない?!自分にツッコミを入れつつ、まあマイペースでやっていこうと思っています!