色とりどりのバッグデザイナーの日常

バッグ作りにつながる日々のインスピレーションを記録します

青紫の色のミシン糸とイノセントワールド

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あっ、この色、今の季節にぴったり。

紫陽花の色なので、梅雨の季節のイメージは一般的にあるかと思いますが、私は爽やかな5月からしっとりとした6月に向かう今の季節にもしっくりくる色だなあという感覚をもっています。

この糸は、先日お友達の素敵なワンピースの丈詰めをさせていただいた際に、ワンピースの色に合わせて購入しました。

私は今までこういう色の洋服を着たことはなかったなあ。バック作りでもこの色は使ったことがない。でも、どこか琴線に触れる大好きな色…

思い出した!Mr.Childrenの『イノセントワールド』の色だ!!

『イノセントワールド』の歌詞の中に「物憂げな6月の雨に打たれて…」というワンフレーズがああるのですが、私はそのフレーズが大好き。そこから連想するイメージがまさにこの淡い青紫で、私が思うこの曲全体に漂うカラーなのです。

「物憂げな6月の雨」と聞くと一般的には気分がダウンする印象かもしれませんが、私にはきれいに透き通った青紫の世界に映るのですよね。それがきっと私が想像するイノセントワールドなんだな、そんなことに今更ながら気づいて、ここにつれづれと書き綴っています。

『イノセントワールド』はもう25年以上も前の曲。この曲を初めて聴いた時から、私はミスチルファンです。青紫色のミシン糸からこの曲のことを久しぶりに思い出しました。

お友達のワンピースのような素敵な青紫の服を私も欲しくなりました。それを着て今の季節に『イノセントワールド』を聴いたら、また新たな気づきがあるかもしれないな。そんなことを思う今日この頃です。