先週から近藤麻理恵さんが提唱する「こんまりメソッド」に従って、お片づけをしています。
リビング、キッチン、ベットルームといった場所ごとではなく、物のカテゴリー別に片付けていくというお片づけの方法です。
衣類 → 書類・書籍 → 小物 → 思い出の品
このお片付けのポイントは「ときめき」です。
それぞれのものを手に取り、ときめきを感じるかどうかで、それを残すが手放すかを判断します。
上記の順番で進めることで、ときめき感度が上がり、スムーズに片付けが進められるそうです。
そして、手放すものには心からの感謝の気持ちを注ぎます。
Netflixで配信中のこんまりさんのドキュメンタリー番組は、アメリカで大人気なんだそうです。
https://www.netflix.com/jp/title/80209379
このメソッドに従い、私も衣類から始めました。
まず家の中にある全ての私の衣類を出し、ベットの上に山積みにします。
そして一枚一枚手に取り向き合い、「これ、ときめく?ときめかない?」と自分に問いかけていきます。
進めていくうちに気づいたのは、ときめきの基準。
私の場合は以下の2点です。
・今現在気に入ってベビロテしているか。
・この先1年以内に、これを身につけたり使ったりすることで、自分自身の気持ちや言動がランクアップできそうか。
この2点に引っかからないものとはお別れをしなければいけないんだな。じわじわとわかってきました。
以前気に入っていた思い出の服はどうする?
認めたくないけどすぐに答えがでます。この基準に引っかかりませんね…
そうわかると、思い出が溢れ出てきます。
昔、母に買ってもらったキャメルのダッフルコート。当時の私にはとても高価だったので、ずっと大切にしていました。
大学の卒業旅行にも、仲良しの会社の後輩との北海道旅行にも着て行ったなあ。
また、バブル時代に流行した憧れのDCブランドの紺のスーツ。
流行当時はまだ高校生で買えなかったブランド。社会人になってからデパートで遭遇!昔ほど人気はなかったけど、嬉しくて購入しました。
入社10年目ぐらいのこと。それを着てタクシーに乗ったら、就活生と間違われました。そのことを会社に帰って後輩たちに話したら、一斉に「そんなことあるわけないでしょ!」とマジで突っ込まれました!ホントですってー‼︎ (笑)みんなでワイワイ楽しかったあの頃のエピソードが蘇ります。
これらのコートやスーツは今でも大好き。でもお別れです。感謝の気持ちをいっぱい込めて手放します。
一方、嬉しい再会もありました。
写真の赤いタータンチェックのスカート。アニエスb のものです。
あー!こんなのあったねー 忘れてた‼︎ 是非ともカッコかわいく着こなしたい!
これがこの日のときめきナンバーワンアイテムです♡
こうやって仕分けていった結果、旅行のときだけに使う一部の衣類以外は、全て目の届くところ、クローゼットとチェストに収納することができました。衣替えの必要もなしです。
うーんでも、もう少し減らせるかな?あのコートとスーツにお別れをしたのだから、あれともこれともお別れできるな。
ときめき感度、どんどん上がっています!
「こんまりメソッド」のお片付けは、単にものを減らしたり、しまい直す作業ではないのですね。もの通して、過去、現在、未来の自分を見つめ直したり想像したりする、大切な時間なんだと気づきました。
いつの時代の自分も大好きでいるために、あるものは「ありがとう」の気持ちを込めて手放し、あるものは「これからもよろしくね」と声を掛けて残す。
この作業をやりきることが、大きな自信へと繋がりそうです。
この調子で、衣類以外のもののお片づけも、順調に進められますように。