色とりどりのバッグデザイナーの日常

バッグ作りにつながる日々のインスピレーションを記録します

コンセプト考える〜 私のバッグが目指すことってなんだろう…?

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ぽつぽつと、今まで作ってきたバッグのキャッチコピーを考えています。

でも… なかなかこれというのが浮ばない。浮かんできても、なんだか薄っぺら。

こだわって作ってはいるつもりだけど、それは自分の中だけのこと。外に向けて伝えることがないんだと、改めて気づきます。

うーん、まず大元のコンセプトがまずないといけないんだろうな。
 
コンセプトかあ…
自分はどういうものを目指して作っていきたいのか? 何となく考えてたいたら、こんなものが引っかかってきました!
 
・ある日の夕方のニュースから。
小学館の雑誌「幼稚園」。リアルな付録が大人気で初の重版決定。 付録のコンセプトは「子供はやりたいのだけれども、大人に止められてできないようなことを、実現させてあげられるもの」。
例えば、リアルなアイスの自動販売機のおもちゃ。アイスは普段は1個しか買ってもらえないけど、これならば何個だって好きなだけ買える!
 
アリシアクリニック、ゆうこすさんの中吊り広告のフレーズ。
モテたい!って悪いことじゃない。それは自分にちょっと自信がほしいだけ。」
 
西野亮廣さんの著書「新・魔法のコンパス」に書いてあったこと。
「好きや得意を磨いて掛け合わせて、希少価値を上げろ」
 
これらからヒントを得て、ちょっと考えてみました。
今の時点での私の作るバッグのコンセプトは、
「子ども一人一人の『好き』を思いっきり引き上げて、自信をつけさせてあげられるようなバッグ」
お客様目線で言い換えると、
「自分の『好き』をアピールして、人気者になろう!持っているだけで『好き』が伝わりおしゃべりが弾むコミュニケーションバッグ」
こんな感じかな。
 
「コミュニケーションバッグ」っていうのは飛躍しずきかもしれないけど、でもそういった、バッグに荷物を入れるだけではない新しい機能や価値がうたえたら、きっと大きなアドバンテージになるはず…
そんなことを考えながら、今日も手を動かしています。
 
少し前に「ひとつひとつにキャッチコピーをつけられるようなバッグ作りたい!」と呟いたところ、お友達のコピーライターの方がこんな本を紹介してくださいました。
とてもわかりやすいかった!ありがとうございます!!
 
写真は今作成中のもの。ちょっと難航中。
チュールのフリルをきれいにつけるには、もうひと工夫必要かな。