「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキさんの来日講演会に行ってきました!
ロバート・キヨサキさんは、著書の中で、お金持ちはどういう思考をしているのか、そしてそれはどうしたら身につけられるのかを、ご自身がお金持ちになった体験をもとに、たくさん語ってくださっていますよね。
彼は「キャッシュフロー・クワドラント」という考え方で、お金を手にする方法を、
E(employee 従業員)
S(self-employee 自営業者・small business スモールビジネス)
B(business owner ビジネスオーナー)
I(investor 投資家)
この4つに分類しています。
EとSは「貧乏父さん」のやり方で、お金のために仕事をする=自分が働いた時間だけお金が得られる働き方です。一方BとIは「金持ち父さん」のやり方で、お金が自分のために働いてくれる=働いていない時にもお金が得られる働き方です。
お金持ちになるには、もちろんBとIの「金持ち父さん」のやり方を学ぶべきです!
◼️B、Iになる=お金持ちになるために大切なこと
今回B、Iになるために大切なこととして、以下の2つのことについて、特に力を込めてお話ししてくださいました。
① 良いチームを作る。チームワークで戦う。
一人ではなくチームで協力して進める。良いチームメンバーを集めることで、良いビジネスを作ることができ、それがお金持ちになる上で一番重要なことである。
キヨサキさんの周りには、多くのスペシャリスト(税理士、弁護士、ファイナンシャルプランナー等)がいて、彼ら同士が常にやりとりをしながら、ビジネスを進めているそうです。
② 正しく帳簿をつけてお金の流れを常に把握する。
ブックキーパー(帳簿をつけるスペシャリスト)を雇い、収入や支出はもちろん、資産と負債も正しく管理すべき。身内などに任せで適当に済ませない。
①も②も、単純で当たり前のことのように思えます。でも実際は、特に忙しい中だと、なんでも自分一人でやったほうが楽だと思ってしまったり、帳簿付けは後回しでよいなどと考えてしまうかもしれません。日頃から意識していきたいところです。
その他にも、
・借金について
借金には良いもの悪いものがある。前者はキャッシュフローを呼び込むもの(借金を元手に収入が得られるもの)、後者はキャッシュフローが出て行ってしまうもの(ただ返済するだけのもの)。
良い借金をし、それを元にお金を増やすのが、お金持ちのやり方。
・学校教育について
学校教育は、貧乏人(EやS)を育てるシステム。お金持ちになりたければ、成功しているお金持ちのメンターを見つけて習うべき。
などなど、お話ししてくださいました。
これらのことは、著書の中でも多く触れられていたかと思いますが、実際のお話を聞くと、超説得力があります!
◼️日本の経済は非常にマズい!
また、日本の経済についても話されていました。
なんと今から5年以内に破綻するとのことです!
日本経済の問題は債務超過率がとても高いことであり、株価が上がっているから大丈夫なんてことは決してないそうです。今現在日本の株価が上がっているのは、日銀の施策によるもので、キヨサキさんいわく「日本は恥の文化。日銀は恥を隠し海外諸国にいい顔をするために、自国の経済状況の悪さを隠している」とのことです。
◼️私がこれからとるべきアクションは?
我が家はどっぷりEです。今回お話を伺って、BやIを目指したい!という気持ちがさらに強くなりました。
でも、お金の知識がゼロに等しい私には、何からどう始めればよいのやら、わからないことだらけ。
まずはキヨサキさんの本の中に書かれていることを、できることからやっていきたいと思います。
例えば、
・「私にはできない、私はお金持ちになれない」という言葉を発するのはやめよう。「どうしたらできるのか、どうしたらなれるのか」を常に考えていこう。
・お金に関するセミナーに足を運び、お金に関する基礎知識を身につけよう。少し調べただけですが、良心的なお値段で内容も良さそうなセミナーがいろいろありそうです。
・キャッシュフローゲーム会に参加してみよう。息子も楽しめそうだったら購入しちゃおう。
・我が家の財務諸表を作ってみよう。それには夫の協力が必要なのだけど、うーん…まずは夫に「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでもらうところから始めようかな。
・日本経済も心配。5年後以内かあ… オリンピック後の経済の低迷は、なんとなく想像がつきますが、それが破綻というほどひどい状況になるのか?お金持ちはこういう時に、安い株や不動産物件を買い、さらにお金持ちなるそうですが、我が家はどうする?対策を考えよう。
この講演会に参加するにあたり、「金持ち父さん貧乏父さん」「金持ち父さんのキャッシュ・クワドラント」以外にも、多くのロバート・キヨサキさんの本を読みました。
これらを読み、直接お話を聞いてみて、お金のことを知らないのは本当にマズイと焦ってきました。
今後夫はもちろん息子も巻き込み、家族全員でお金の知識を身につけていきたいと思います。